風俗

刷り込み恋愛

子供の頃、両親にお前は将来高橋になるんだよと言われてきました。
意味がよく分からなかったのですが、夢見がちな子供だった私は
どこかに婚約者でも居るんだろうと考えていたのです。
しかし、何年経っても高橋さんは現れませんでした。
大人になった今思い返せば、両親のほんのいたずらだったのでしょう。
ただ私の刷り込み恋愛はこれだけでは終わりませんでした。
小学生の頃、友人たちのいたずらでトイレに閉じ込められたのです。
友人たちは、好きな男の子の名前を言えと言いました。
ですので、クラスで一番人気の男の子の名前を適当に言うことにしたのです。
すると、すぐ噂になってしまいました。
相手の男の子も私が気になっていたらしく疑似恋愛が
勝手にスタートしてしまったのです。
好きでもない子にバレンタインのチョコをあげ、両親にもバレてしまいました。
今更あの告白は嘘だとは言い出せなくなったのです。
そうしているうちに何だかもしかすると、本当は好きなのではないかと
刷り込み恋愛が始まりました。

その直後、その男の子がくしゃみして鼻水を垂らした姿を見て
一気に夢から覚めたのです。
自分は意外と流されやすい性格なんだなと気付きました。